炎上したプロジェクトしかないのかな~。
と、思うことばかり。。
人がいてもみんなバラバラ。
みなさんは、なんで自分はがんばってるのになんで上も下もみんながんばってくれないのかと、悩んでいませんか?
苦しいし、腹が立ちますよね。
でも、気付きにくいところですが、
みんな頑張ってるんですよね。
考えてください。
正社員でも、アルバイトでも、お金を稼ぐのにぼーっとしているだけの人って、いますか?
周りが一生懸命作ったものを、お金を貰って台無しにしようとする人って、いますか?
落ち着いて考えると分かると思いますが、
そうそうおかしな人って、いないですよね。
じゃ、なぜ炎上するのか?ですよね。
さて、お題。
「みなさん、ビルを建てましょう。」
…どうやって?
って、なりません?
そこに作り方とルールブックあるから作ってね。
…どこから手を着ければ?
って、なりません?
じゃ、作り方はみんなに伝わりました。
そこで改めて、
「みなさん、ビルを建てましょう。」
といわれても、
…誰のビル?何の目的で?いつまでに?ってなりますよね。
システムも一緒なんです。
誰が、いつから、いつ、どこで、どのようなことをするために、どのような道具を使って操作をするのか、を理解することが大事なんです。
その中で、作る人、確認する人、コントロール(管理・調整)する人が、それぞれの役割とすべきことを理解して、同じ方向を向いていればプロジェクトは上手く進むんです。
で、現実のところ、なかなかそのようなチームは少なく、炎上してしまうのです。
では、炎上したプロジェクトをどう火消しするか、私の経験からの対策方法です。
1. 「だろう」をやめる
各々のやるべきことと範囲と期日を曖昧にしない。役割を明らかにする。
これをすればよいだろう。今日はここまででよいだろう。つまりはこうだろう。
と、自己完結する・させることをさけましょう。
炎上時は「思ってたのと違う」と言って、手戻りや期日直前であせって夜遅くまでなにかするという状況になってます。空回りをなくしましょう。
2. 手書きで図を描く
言葉や文章で細かく説明しても頭に入るのは一握り。人間はイメージでものを記憶します。
「百聞は一見にしかず」というくらいですから、ホワイトボードでもノートでもよいので図と線を使ってみんなの意識をあわせるようにしましょう。
できれば聞き手にはっきり理解させるために描き手になってもらうよう工夫しましょう。
炎上時は大事なことを口で伝えても、文に書いても、伝わらないことが多く、無法者が現れてる状況でしょう。図で伝えましょう。
3. 話せる雰囲気をつくる
1. 2.をするために最も大事なことです。
話しかける、話しかけられる空気を作る。
些細な質問、疑問、思いを言い合える人、場所をつくる。
炎上時は大抵、誰かはイライラし、チームはぎすぎすしており、しーんとした通夜のような雰囲気です。雰囲気を良くしましょう。
炎上は問題が都度増えて収拾がつかない状態のことを指すんですから、問題の数を減らすことよりも、まずはその根本的なことから見直しをすることをお勧めします。