システムエンジニアってなんなのさ?

「システム」っていうと、コンピューターを使うイメージがあるけれど、システム=コンピューターではないです。
だから「システムエンジニア」は狭い意味ではプログラマーでも、コンピューター屋さんでもないんです。
じゃ、システムエンジニアってなんなのでしょう?

「システム」とは日本語で「体系」といいます。
なにかの作業をする時、同じ事を繰り返し行う場合、手順を決めて、手順に沿って行動しますよね?
誰もが同じようにして、同じ結果を生み出す。
これを実現させるために、一定の規則性を整理して手順化することを「体系化」といいます。
これを少しカッコつけていうと「システム化」と言います。

手順の中には、ある入力情報があれば、それをもとに計算したり、傾向を推測したり、形を作ったり、というように出力をするものがあります。
これを高速に、または容易にできるものとして、コンピューターを使います。

システムエンジニアは名前のとおり、システムを創る人です。
法人、個人、官公庁等、どんな仕事にもそれぞれ大小のお決まりの作業があります。
その中のどこまでが機械ができるか、人がしなければならないかを整理して、ひとつずつ体系化していく。
というのが、システムエンジニアの仕事です。

システムの規模が大きくなると、ひとつのシステムを完成させるのに、何人もの「システムエンジニア」と呼ばれる人が携わります。
途中から関わる人、途中で去る人も多くいます。
こうなると中にはシステム化する対象の作業を理解しようとしない人、部分的なものをみてコンピューター化することだけにこだわる人が出てきます。

これは「システムエンジニア」としての仕事なのでしょうか?

家やビルを建てるとき、建築士さんと話をしますよね。建築士さんは、実際に建物をつくるときには大工さんたちにつくってもらいます。
時には建築士さんが大工さんの場合もあります。

コンピューターで思いどおりに動作するものを創る人を「プログラマー」といい、

他にもコンピューター同士を繋げて設計して様々な通信をできるようにする人を「ネットワークエンジニア」といいます。
システムエンジニアや他も含め「ITエンジニア」という場合がありますが、
先に言った「家やビル」を「システム」に置き換えると、「大工」が「プログラマー」、「建築士」が「システムエンジニア」と言ったところですね。

もちろん、建築士兼大工さんがいるように、システムエンジニア兼プログラマーもいます。

大勢のシステムエンジニアの中で、今している仕事は「システムエンジニア」としての仕事を見失わないように気を付けないといけませんね。

言葉の定義を曖昧にしていると「ITエンジニア」も「システムエンジニア」も「プログラマー」も同じように扱われるのがこの業界のように見受けられます。
相手の求める「システムエンジニア」とは、自分の仕事は相手のシステム創りなのか、コンピューターのプログラム創りなのか、それ以上のことなのか、自分で確認して判断することが必要だと思います。
すると自分の立ち位置も、価値も見えてくるのではないでしょうか。

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