システムエンジニアとは「孔明」だ
待って。まだ行かないでください。呆れてしまった SE さんは一度立ち止まってください。
孔明は「策士」だ
有名ですよね。「諸葛亮孔明」は中国の三国志時代に蜀の劉備に仕えた天才軍師です。
最近だとマンガやドラマの「パリピ孔明」などでも出ちゃってますね。
軍事に長けた策士で、その偉大な歴史は今も色々な形で取り上げられてます。
語ると長くなるので割愛。
策士は「手順を整理して解決する人」だ
巧妙な手段を使って的確な解決方法を見つけ出すのが策士です。
- ある問題を解決するためには解決するための道のりと手段が必要です。
- 手段を使って、道のりを越えていくことを「作業」と呼びます。
- 作業を効率的に行うために、手順を整理して手順化することを「体系化」と呼びます。
- 「体系化」を英語で言うと、「システム化」と言います。
つまり・・・
「手順を整理して解決する人」は「システム化する人」だ
問題を解決するためには、
- やらなくてよいこと
- やらなければならないこと
- やならければならないけど、お決まりの所作になっていること
- やらなければならないし、毎回違う所作になること
といったことを すべて洗い出してする必要があります。
次に、整理することは、
- 「やらなくてよいこと」を無くしていく
- 「やらなければならないこと」を細かくしていく
- 「やらなければならないこと」の順番を決める
- 機械でもできることか仕分ける
- どんな人がやるべきか仕分ける
- どんなことをすべきか仕分ける
- どんな場所でするのか仕分ける
などです。
こういった作業をする人を「システム化する人」といいます。
「」が長いですね。もっと簡単にいうと、
「システム化する人」は「システムエンジニア」だ
はい。お待たせしました。
そうです。これがシステムエンジニアです。
だから、これができる人は、誰かにとっての「孔明」です。
なので、
- システムエンジニアはアプリを作る人ではない
- (でも、必要ならプログラマーとしてプログラミングします)
- パソコンのなんでも屋ではない
- (でも、システム化するための知識を持っている・調べて理解できるので、答えられます)
というわけです。よね?