何をやってもつらい

何をやってもなぜか最後は叱られる。報われない。

やってきたことも、人間性も否定される。

もう自分に自信がない。こんなはずじゃなかったのに。

周りの人は、仕方ないよと言うだけで味方をしてくれるわけでもない。

でももうこの場から、この世からいなくなりたい。

・・なんてこと、私もありました。

居場所がなくて、どうにもできなくて、責任に押しつぶされそうになって、

辛かったです。涙も流しました。

死んでしまいたいと思うほどになって。

大きな道路に飛び込もうとも考えました。

でも、飛び込むことはためらいました。

ふと、飛び込むことを考えた時。「やめてしまおう」と口にしたら楽になりました。

少しの勇気で解放されました。逃げ出す勇気でした。

「逃げることは悪いこと」って感じていませんか?

自分しかこれができない、自分がやらなかったら責任とらされる って思ってませんか?

できないこと、できなくなったことを逃げずにやり続けるほうが、周りに悪いことかもしれませんよ。

逃げずに死んでしまうくらいなら、逃げましょう。生きてさえいれば何かはできます。

組織の中にいると、組織のリーダーは一人ひとりにその人が抱えられる程度の仕事をお願いします。

「自分しかこれができない、他にだれもいない」って思うのは、そう割り当てられているからです。

ハナからできない仕事なら、割り当てた人の見る目が悪い。そう考えましょう。

自分がやり続けることで、他にできる人が集まらない、自分に負の責任が積み重なるって、悪循環です。何をやってもダメだと思ったら早く見切りをつけましょう。

「逃げる」って言い換えると「自分がそれを担当することをあきらめる」ってことです。

できるなら、でいいですが、「逃げる」にあたっては責任のある上司に話をして逃げましょう。

上司に話しをできなければ、上司の上司に、組織の中にそんな人がいなければ監督機関に話しをしましょう。誰かに今まで背負っていた責任をシェアして肩の荷を下ろしましょう。

何年、何ヶ月、何日後でもいいです。落ち着いたら、つらかった日のことを自分を見つめなおしてみませんか? 同じことを自分にも、他人にも繰り返さないように。

時が経つと、そんなこともあったな、なんであそこまでひとりで抱えて、思い詰める必要があったんだろうな。なんて思う日がかならず来ますよ。

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