毎日のように言われ続けていたこと ~作業者から脱皮するために~

会社員として仕事をしていたときの昔の話し。

今になれば、なんでたわいもないことができなかったのか、
と思うけど、その時は見えていないもの。
まな板の上のコイだった自分に戻らないためにも、
良い意味でみんなを巻き添えにして、良い意味で楽をするためにも、
言われ続けていたことを、書き留める。

1.報・連・相をする。(できてる?)
・プロジェクトは一人でしているわけではない。
・自分が何かしている傍らで、待たせている人や、(力を使わずして)楽をしている人はいないか?
・助けてもらうには正しい報告をすること。(何をどのくらいして、何が問題か?どうしたいのか?)
・独り善がりは孤立する。自分の100%望む通りには人は行動しないもの。
 持ち前の能力は人それぞれ。人に作業を振るには几帳面に指示をすること。

 報連相できてないことの負のスパイラル:
 報連相をしない→助けてもらえない→抱え込む・忙しくなる→報連相を怠る→休めなくなる→力がでない→忙しくなる→…
 (仕事でなく私事に感じてフィジカル・メンタルが著しく低下する)

2.想定で答えない。場当たりな発言はやめる。(していない?)
・わからないことはわからないと言うこと。わかろうとすること。(無知の知)
・言い訳は見苦しいだけ。相手に無駄な時間を与えないこと。

 場当たりな発言による負のスパイラル:
 想定で答える→わかっていないのにわかる気がないと相手に印象を与える→
 教えてもらう機会が減る→勝手な想像で答えを考える→相手に疑念を抱かれる→…
 (自身の能力向上につながらず、またコミュニケーション不足による品質劣化の要因になる)


3.楽をするために時間の予実の管理をする。(できてる?)
・何をいつまでにどれくらいできるか目的と目標を持ち、最終地点を設定すること。
・予実を日々、時々に確認して、間に合うのか、あとどれくらいかかるのか、リスケが必要か確認すること。
・残業ありきで行動しないこと。自分の意思で残業はするものではない。

 予実の管理をしないことの負のスパイラル:
 タスクを背負う→期限の近くになり間に合いそうにないと感じる→残業して対応しようとする
 →間に合わず休日出勤して対応する→ぎりぎりでタスクがこなせる→焦りのあまり手戻りが発生する
 →同じ期間で同じようなタスクを再び背負う→残業・休日出勤ありきの対応に追われる。→…
 (自他の能力を正しく把握できず、計画性がなく無駄な作業が増える)

4.やります。できます。すみません。は軽く言える言葉ではない。(言っていないか?)
・やります・できますは「○○を○○することで○○日程度でできるから」と説明できないなら、
 出来やしない。簡単に返事しようとしても、そのやり方、成果の粒度の認識はあってる?
・手の内は明かさずに、実は先ほどできました…のほうが良い。

 認識合わせなしの軽はずみな発言の負のスパイラル:
 「できます」→時間をかけて出来上がる→できた割には想定より低い成果物になっている
 →「すみません。修正します」→修正した割には求めていた質にはなっていない
 →なおせるか?の質問に「できます」→ …(繰り返し)

こんな経験を経て。。
今の私のモットーは「明日できることは、明日する。今日すべきことは、今日する。」になった。
良いところを見せようとすると一見1~4の負のスパイラルが頑張って見えるけれど、
これは、仕事でも志事でもなく「私事」。目的を持って必要な仕事をすべきですね。

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